洗うときは要注意!ワイングラスの正しい洗い方

ワイングラスの正しい洗い方

私はワイングラスを収集する趣味を持っているが、当然、収集したワイングラスでワインを飲むことがある。飲んだ後に思うのは、ワイングラスの正しい洗い方を知っている人はどのくらいいるのか、ということだ。

馬鹿にするなと怒る人には前もって謝っておこう。
しかし、ワイングラスは普通のコップと同じように洗うわけではないから、私は知らない人も多いと考えている。

ワイングラスの正しい洗い方を知らない人はもちろん、正しい洗い方ができているか確認したいという人は、ぜひ参考にしてもらいたい。

ワイングラスの正しい洗い方について、それぞれ項目ごとに紹介していく。

①柔らかいスポンジに中性洗剤を含ませて洗う

軽い汚れ程度であれば、40~45℃程度のお湯で洗えば簡単に落とすことができるが、油分が目立つ場合もあるだろう。

そんな時には、柔らかいスポンジやワイングラスクリーナーなどに中性洗剤を含ませて洗うことをおすすめする。

ここでのポイントは、柔らかいスポンジに中性洗剤を含ませてゴシゴシ洗うのではなく、力をいれずに優しく洗うということだ。

ステムを持ってゴシゴシ洗ってしまうとステムを折ってしまったり、ボウル部分に傷を付けてしまったりすることもあるから、注意したい。

ワイングラスを洗う感覚は、赤ちゃんをお風呂に入れているようなイメージ。
それだけ繊細に扱わなければいけない。また、ワイングラスの「ひねり洗い」は厳禁だ。

ひねるようにワイングラスを洗うと、ステムが折れてしまう可能性がある。

ワイングラスを洗っている時に割ったり傷付けたりした経験があるという人は、繊細さが足りないのだ。

②飲み口に力を加えないように注意しながら洗っていく

前述でも紹介している通り、ステムやボウル部分には力を加えないように洗う必要がある。

飲み口であるリムも同様だ。リムは薄い作りになっているため、ちょっとした力で欠けたり、割れたりしてしまう。

とにかく、ワイングラスを洗っている時は不用意に力を入れてはいけないということを覚えておくべきだ。

ワイングラスはどこかの部位が一つ欠けてしまうだけで使い物にならなくなってしまう。

③蛇口にグラスをぶつけないように洗剤を洗い流していく

洗い終わったら洗剤を洗い流しにていく工程になるが、ここで注意したいのは、蛇口や他の食器類などにぶつけないようにすることだ。

ちょっとコツンとぶつけただけで、ワイングラスは破損する。
せっかく綺麗に洗ったのに、このタイミングで壊してしまうとブルーな気持ちが続いてしまう。

最後まで気を抜かず、丁寧に洗剤を流していくことを心掛けると、破損防止に繋がる。
洗浄後は乾ききる前に拭くことで、水アカを防止することができる。

ワイングラスの正しい拭き方

ワイングラスに正しい洗い方があるように、拭き方にもキチンとした方法がある。

これを理解しているのと理解していないのでは、ワイングラスの美しさにも関わってくる。
なぜなら、水滴が少しでも付着しているとガラスが曇る原因になるからだ。

ワイングラスを拭く時に使用するクロスは、毛羽の立ちにくいリネン(麻)やリーデルが販売しているマイクロファイバー・ポリッシング・クロスなどがおすすめできる。

人によって使いやすさは異なると思うが、もしリネンにこだわりがないという人や、最適なクロスが分からないという人は、どちらかのアイテムで試してもらいたい。

それでは、ワイングラスの正しい拭き方について紹介していく。

①大きめのサイズのクロスを用意する

前述ではおすすめのリネンについて触れたが、リネンのサイズは大きめを推奨する。

具体的には、ワイングラスを包むとグラスに直接触れられないぐらいのサイズ感だ。

クロスが小さいと拭き残しの原因になるし、ワイングラスを拭きにくい。
そのため、私は大きいサイズを推奨している。

もちろん、それほど大きいサイズは使いにくいという人は、自分に最適だと思うクロスを選ぶと良い。

一般的に、大きいサイズのリネンで拭き上げるのがワイングラスには有効という話だ。

②台座部分をクロスで包み込むように拭いていく

大きめのサイズのクロスを用意したら、台座部分をクロスで包み込むようにして拭いていく。

この時、ステムも一緒に拭いていくと、水滴を残さずにしっかりと拭くことができる。

人によってはひねるように拭いていく人もいるが、そのような拭き方は厳禁だ。

前項の洗い方でも紹介しているが、ひねるとステムが折れてしまったり、衝撃でどこかにヒビが入ったりしてしまうことがある。

それを避けるためにも、ひねらず、優しく拭いていかなければならない。

③ボウルの中を拭き上げていく

片手でボウルの底を支え、もう片方の手でボウルの外側を拭いていくと、上手く拭くことができる。片手でボウルの底をしっかり固定しておかないと、落としてワイングラスを割ってしまう可能性もあるため、その点には注意が必要だ。

ボウルの内側はクロスを1枚押し詰めて回すように拭くことで、綺麗になる。
この際、力を込めるとボウルやリムが破損してしまうことがあるため、優しく行わなければならない。

ワイングラスを洗う時も拭く時も、共通しているのは優しく、丁寧に、ゆっくりと行うということだ。

私個人の意見だが、酔っている時や気が荒い時にワイングラスを洗ったり、拭いたりするのはおすすめしない。